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「初夏の最上海道ウォーキング」に参加してきました

令和元年6月23日(日)「初夏の最上海道ウォーキング」に参加してきました。


最上海道とは、大沓掛追分(大衡村)で出羽街道(吉岡(大衡村)~岩出山(大崎市))と分かれ、黒沢村(色麻町)、小野田下町(加美町)、原町宿(同)、漆沢宿(同)、軽井沢(同)を経て出羽国(山形県)に至る道のことです。 ※おおさき古道ガイドより出典

古くは天平9年に出羽国への軍用路として開墾されたと記録されており、その後も交易や参もうで、生活路として人馬の絶えることのない重要な道でした。

明治25年、鍋越峠越えの新道開通により廃道と至りました。


最近では宮城加美町エリアのジャパンエコトラックにもトレッキングルートとして登録され

ました。

マウンテンバイクで走行される強者もいるそうで、古道散策やトレッキングとして親しまれています。


今回は最上海道研究会の企画で、初夏の山道を歩きながら、当時の街道を偲びつつ軽井沢番所跡の確認をします。

行程は漆沢街道入り口〜軽井沢番所跡を越え、山形県境を越え上ノ畑へ向かう6時間半程度のトレッキングとなります。


最上海道漆沢入り口


「最上海道軽井沢越え」のルートに入ります。

スタート直後は小雨がぱらついていましたが、少しすると雨も上がり日も照り始めました。


海道に入るとすぐ杉林になります。

しばらく緩やかな坂道が続きます。

3日前に道路整備(草刈り)が入ったそうで、とても歩きやすい状況でした。


高畑峠で小休憩


杉の木の林道からぶなの林道になっています。


尾根沿いの道です。

雪解け後の5月上旬ころだと草も少なく、見晴らしが良いそう。

ちなみに左側の眼下には漆沢ダムが見えている付近だそうです。


明月平で小休憩。

ここにも石碑がありました。


明月平の少し先に明月清水があります。

写真ではわかりにくいですが、奥には冷たい湧き水が流れています。


木の洞窟。

なんだか神秘的ですね。


洞窟を抜けた少し先に大きくひらけた場所が…


軽井沢番所に到着しました。

スタートしておよそ5時間。

ここでお昼休憩です。

ここにはかつて100名を超える人が住む集落あったそうです。


記念撮影。

今回は全部で24名のご参加でした。


番所を出てすぐのところに鳥居の倒れた跡が。

歴史を物語っています。


番所をあとにし、少し進むとかなりぬかるんだ林道に。

ここら辺はかなり足を取られ歩きにくかったですね。


宮城と山形の県境です。

スタートの漆沢と本日のゴール上ノ畑の表記が!


ぬかるみを越えさらに進むと天沼に到着。

ここには希少種のモリアオガエルが生息しています。


ここが天沼です。

所々からカエルらしき鳴き声が…


これはモリアオガエルの卵です。

木に産み付けるんだそう。

残念ながら今回はモリアオガエルに会えませんでしたが貴重な体験でした。


大木の根がむき出しに。

倒れそうだけど、どれくらいこうしているんだろう。


バスが見えてきました。

ついに到着…の直後スコールのような大雨が!!

一瞬打たれただけなのに全身ずぶ濡れに…


何はともあれ無事到着。

山形側からは「仙台街道」と呼ばれているのですね。


この後、バスで徳良湖 花笠の湯へ行って入浴。

汗と最後の雨で全身びしょびしょでしたが、疲れ切った体の芯から癒されました。


最上海道歴史研究会の皆さま、参加者の皆さま、お疲れ様でした。

歴史深い古道に触れることができ、素晴らしい体験をすることができました。

また次回も参加したいと思います。


今回の行程は約6時間半のトレッキングでした。

歴史好きの方もトレッキング好きの方も、ぜひご参考にしてください。