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中勇酒造店 金賞受賞の取材と見学報告

「SAKE COMPETITION 2019」の、吟醸部門において加美町中勇酒造店の「天上夢幻 大吟醸 山田錦」が1919点の中から全国一位に輝きました。

この6/10の喜ばしいニュースは、加美町を駆け巡りました。


今回は受賞の裏側や、これからのお話を中勇酒造店の中島専務と杜氏の上野さんに取材と酒蔵見学をさせていただきました。

○受賞が発表された瞬間のお気持ちをお伺いしてもよろしいですか?

中島専務

「初めて出品する品評会だったけれど、本当に出品して良かったです。栄光ある賞が頂けて嬉しく思っています。当日は賞を受け取るということは考えず、日帰りでホテルもとらずそのまま帰るつもりだったのですが、受賞を受けてまさか….となりました。その日一日は、受賞式・お披露目会・メディア取材・ラジオ取材と分刻みスケジュールになり、店にも連絡できない慌ただしい一日になりました。」


○初出品での快挙ですね。出品のきっかけは何だったのですか?

中島専務

「この賞は知っていたのですが、「天上夢幻の大吟醸」の出来栄えがここ数年の中でも良いものが出来たと思えた年だったので、出してみようと思ったのがきっかけです。本当に出品してよかったです。」


○賞を受けてこれからチャレンジしたいことはありますか?

中島専務

「ワインの銘柄に地名の名が付くように、加美町産・宮城産の酒として加美町が日本酒の町として有名になり、世界で認識されるものとなってほしいですね。また、加美町という町で多くの受賞を出していることに、同業者に加美町ってどんな町なのと注目されています。この賞を頂くことで終わりではなく、今ある製品をより良くしていくことが出来る。今の状態をさらに高めこれからも良いものを作ってゆきたいです。」

杜氏上野さん

「この賞を受賞と共に、全国新酒鑑評会 金賞を13年…14…連続で受賞し続けてゆきたいです。新酒鑑評会は、業界の中でもレベルが高い賞ですし、良いものを作り続けたいです。」


○加美町のお酒の良さは?

杜氏上野さん

「その年の季節や、気候により作られるものが変るところ。加美町の地酒は、同じ銘柄でもその年の出来が違い、味が微妙に変わる。地酒は毎年の違いを感じながら飲むことが楽しめる酒ですね」


○加美町山和酒造店も「SAKE COMPETITION 2014」にて純米大吟醸が第一位を受章していますが、こんな近場でこんな賞を頂いている所はなかなかないですよね…

中島専務さん

「本当にすごいことですよね。加美町の近場でこんなに賞を頂いている所はないですし、やっぱり気候・風土が良いからだと思うんですよね。冬の時期の寒さが良くないと、大吟醸には向いていないし。一定の寒さがあることで、発酵スピードが一定に保たれるからだと思います。」

杜氏上野さん

「風の流れもよいのではないかと思う。風の流れも関係して、この加美町では、共通して良い酒が出来るんじゃないかな。うちのタンクの中でも風が良く抜ける場所にあるのは、出来栄えが良くて、いつも賞を受賞しやすいというタンクの場所があるくらいですから。」


最後に酒蔵見学です。

先ほどインタビューで伺った樽の場所に案内されると、なんだか神聖な空気感が。

中勇酒造店の日本酒全種類の仕込みは、洗米を丁寧に行い、全て大吟醸の原料処理と同様の行程を経ていると教えていただきました。

一般酒でも、この工程を行っている所は業界でも本当に珍しいということ。

手仕事でこの手間暇を惜しまず時間をかけて作られているからこそ、多くの支持を得られていると感じます。

この手間暇と酒蔵の思いを想像し日本酒を飲むと、また別の味わい方が出来てさらに日本酒がおいしく味わえそうです。


この賞をきっかけに、より多くの方の楽しいひと時に加美町の日本酒が飲まれるようになって欲しいと思います。

この機会にぜひ加美町の酒「天上夢幻 大吟醸 山田錦」を味わってみてください。


株式会社 中勇酒造店

〒981-4241

加美町字南町166

0229-63-2018

HP tenjo-mugen.co.jp

FB https://www.facebook.com/Nakayu.Sake.Brewery/

酒蔵見学は、お電話のご予約で承っているそうです。